2025年 夏期セミナー特別教本「苦の原因・我執を超える瞑想 禅定と智慧の科学・今後の世界」 83P 第1章 人間の一切の苦悩の仕組みを説く仏教心理学……5 1.はじめに 2.仏教の人の苦しみに関する教え:四諦・一切皆苦・四苦八苦 3.一切皆苦と四苦八苦の教え 4.人の苦楽の心理の中核にある、他人との優劣の比較 5.求めても得られない苦しみは、時とともに増大していく事実 6.得ても得られなくても、長期的には苦しみが増大する心理のメカニズ ムと、現代人の欲求不満やストレス 7.得たものを失う不安・苦しみ 8.自分の幸福を妨げる者、奪い合いによる怒り・憎しみ・妬み 9.より多くを得ても、より幸福にはならない:先進国社会の統計的な意識調査か 10.一切皆苦をあらためて検討する 11.幸福な人の割合が増えることは、ますます難しくなる? 長寿高齢化の先進国社会 12.四苦八苦が生じる背景の人間の脳機能の仕組み 13.ドーパミンとは何か? 14.ドーパミンは単純な幸せホルモンではない 15.ドーパミンは快楽物質というより、快楽を求めさせる物質 16.ドーパミンは事前の期待値との差を表し、失望・苦しみをももたらす 17.ドーパミンの性質が、仏教の四苦八苦の教えを裏付ける 18.現代に広がる病的なとらわれ=依存症の原因としてのドーパミン 第2章 苦しみの根源:過剰な自我執着………………19 1.はじめに 2.自我執着とは 3.生存に必要な自我執着・自己愛に関して 4.過剰な自我執着が招く、さまざまな苦しみ 5.他と共に幸福になる、利他・慈悲の実践による幸福とは 6.他から奪い勝つ幸福の裏側にある、さまざまな苦しみ 7.自我執着の本質:人が好きなものは、本質的には自分だけ 8.自分と自分のものにばかりに執着しても、全ては失われゆくもの 9.利他・慈悲・苦楽の分かち合いによる幸福の特徴 10.自我執着を弱める「四法印」の読経瞑想 11.諸行無常 12.諸法無我 13.一切皆苦 14.一切皆苦に関連した法則 15.涅槃寂静 16.四法印の瞑想の具体的なやり方 17.万物を愛する「四無量心」の瞑想 18.四無量心は自分自身を利する 19.苦しみを乗り越えた、好き嫌いを超えた平等心 20.苦しみを乗り越える努力は、脳の老化を防ぎ、発達・向上をもたらす 21.苦しみの裏にある喜びの具体的な事例 22.仏の慈悲の心のシンボル 23.仏の慈悲と智慧は一体である 24.仏陀の世界観は、最新科学の世界観によく一致する 25.四無量心の瞑想の具体的なやり方 26.ひかりの輪オリジナルの読経瞑想 27.三悟心経の解説 ≪参考資料≫大自然の体験・瞑想:Awe(オウ)体験 第3章 禅定と智慧と慈悲の仏教思想と脳科学…………50 1.はじめに:禅定と智慧 2.智慧と慈悲、無智と貪りと怒り 3.禅定と智慧に関する脳科学について 4.感情を静めることで知性・理性が高まる関係 5.感情を静めることで脳のエネルギーを温存できる 6.精神安定に重要なセロトニン 7.セロトニンを増やすリズミカルな運動と仏道・ヨーガ修行 8.インスピレーションも、最高の脳活動の結果という説 ≪参考資料1≫瞑想・禅定:心の安定と集中 ≪参考資料2≫脳科学が説く感情と心身の健康との深い関係 第4章 続編:2025年以降の未来は? オカルト予言・周期説・心理学…………………75 1.はじめに 2.予想通り的中しなかった7月5日大災害予言 3.科学的根拠のない破滅予言のブームに周期があるか? 4.7月5日の大災害予言にも確認されたジーン・ディクソン効果 5.破局予言を生む社会の不安・不満は近未来の人災・紛争の予兆では 6.国内政治:自民党の大難の16年周期説の的中に関して 7.大戦争の30年周期説(インド占星学)に関する大きな出来事が発生 8.気になる雛型(ひながた)予言説:2018年→2025年→2031年 ≪参考資料≫60年周期説・雛型理論