テーマ別教本第3集『大乗仏教の思想と実践1』

「大乗仏教の思想と実践1」 71p

仏陀釈迦牟尼が説かれた教えを色濃く残しているといわれる初期仏教(インド仏教の初期段階)の思想――中道、四諦・八正道をはじめとして、十二縁起や七科三十七道品等の教えについて解説するとともに、日常生活における実践法について詳しく記しています。


第1 発菩提心と六波羅蜜(六つの完成)………………………………7
(2010年夏期セミナー特別教本《改訂版》『三悟の一元法則、菩提心と六波羅蜜』第2章)

1.六つの完成とは何か
2.六つの完成の前行 
(1)平等心の瞑想
(2)因果の七つの秘訣の瞑想
(3)自他平等利他行の瞑想
(4)三つの悟りの法則が大慈悲・発菩提心を支える
3.菩提心の平等思想 
(1)いろいろな菩提心
(2)利他=利己という思想
 (3)時の流れに合わせる重要性
4.六波羅蜜(六つの完成)と十八の実践 
(1)布施――三つの布施
(2)持戒――三つの根本戒と十戒
(3)忍辱――三つの忍辱
(4)精進――三つの精進
(5)禅定――三つの禅定
(6)智慧――三つの智慧


第2 平等心:六波羅蜜(六つの完成)の前行………………………16
(2016〜17年 年末年始セミナー特別教本『総合解説 四無量心と六つの完成』第3章)

1.「六つの完成」とは何か
2.平等心を培う:六つの完成の準備の実践(前行)
3.平等心の瞑想
4.因果の七つの秘訣の瞑想
5.自他平等利他行の瞑想
6.平等心を培うひかりの輪の「輪の思想」
7.「苦楽一体」の輪の法則:楽の裏に苦がある
8.苦しみに感謝して、万物に感謝すること
9.「優劣一体」の輪の法則:優劣は、比較対象によって逆転する
10.優劣、短所と長所は表裏:価値観によって逆転する
11.悪人が、時を経て善人になるという仏教の思想
12.大煩悩大解脱・万物が仏の現れ
13.「自他一体」の輪の法則:自と他は、相互依存・循環の関係にある
14.悪人は自己の反面教師
15.自と他は同根である――ビッグバン理論
16.体験する万物は、自分が生み出している(唯識思想)


第3 六波羅蜜(六つの完成)・十八の実践……………………………28
(2016〜17年 年末年始セミナー特別教本『総合解説 四無量心と六つの完成』第4章)

1.六つの完成
2.布施――三つの布施
3.持戒――三つの根本戒と十戒
4.忍辱――三つの忍辱
5.精進――三つの精進
6.禅定――三つの禅定
7.智慧――三つの智慧
8.粘り強い修行で、必ず智慧は深まる
9.智慧が増大し、無智・煩悩が減少する段階
10.第4段階を実現する学習と実践――教えをしっかりと考えながら学ぶ

第4 仏陀の境地に至る道………………………………………………35
(2008〜9年 年末年始セミナー特別教本《改訂版》『仏教講義 悟りの道程2』4)

1.煩悩を滅する実践(阿羅漢)と、習気までも滅する実践(仏陀の境地)
2.仏陀の境地に至る3段階の実践
3.智慧と方便の学習実践
4.仏陀の境地を求める動機――菩提心(利他の心)
5.利他の心を育む方法――「因果についての七つの秘訣」 
6.哀れみを培う土台となる智慧
7.広大な利他の心を培うための平等心
8.「自他平等心利他行」――自分と他人を平等にみなす利他心
9.カルマ・ヨーガと因果についての七つの秘訣
10. 六波羅蜜(六つの完全な行い)について
11. 利他の心をもって他を導くための実践
12. 禅定と智慧について

第5 四無量心の教え:基礎編…………………………………………45
(2016〜17年 年末年始セミナー特別教本『総合解説 四無量心と六つの完成』第1章)

1.「四無量心」とは何か
2.四無量心の「無量」とは何か
3.慈・悲・喜・捨とは何か
4.慈・悲・喜・捨の、より具体的な解説
5.仏教の伝統における四無量心の位置づけ
6.四無量心が静める様々な煩悩
7.「慈」が静める煩悩:貪りと怒り
8.「悲」が静める煩悩:冷たさ・残虐性
9.煩悩的な喜びは、自と他の間で奪い合うもの
10.慈悲は、奪い合いを超えて、分かち合いを深める
11.「喜」が静める煩悩:妬み
12.「捨」が静める煩悩:怒り

第6 智慧と四無量心…………………………………………………51
(2016〜17年 年末年始セミナー特別教本『総合解説 四無量心と六つの完成』第2章)

1.四無量心を支える「智慧」
2.智慧とは何か
3.自と他の幸福を一体と見る思想
4.他に楽を与える「慈」は、自分も幸福にする
5.他の苦を取り除く「悲」は、自分の苦しみも取り除く
6.苦しみは慈悲の源:観音菩薩の説話
7.他の幸福を喜ぶ「喜」は、自分の幸福を増大させる
8.他の悪行に怒らない「捨」の心には、自他の悪行を区別しない悟りがある                 
9.自と他の幸福・不幸、善行・悪行を区別しない
10. 「捨」と苦楽表裏(苦楽一体)の智慧
11.「捨」と優劣の比較を超えた思想(優劣一体)

第7 仏教思想が説く幸福の奥儀:智慧・慈悲・精進……………………57
(2017〜18年 年末年始セミナー特別教本『仏陀の智慧・慈悲・精進の教え』第4章)
  
1.大乗仏教の「無智(痴)」の説明
2.智慧とは何か
3.縁起と空の思想:相依性縁起と一切皆空
4.空の思想:一切皆空
5.仏教用語を使わない、無智と智慧の簡明な説明
6.煩悩の本質:自己中心的で妄想的な意識
7.蜘蛛の糸が説く苦しみ=地獄の原因:「自分だけ良ければいい」と
いう心の働き
8.仏陀が説いた二つの苦の解消の道:輪廻からの解脱と、菩薩道・仏陀
の境地
9.智慧の簡明な説明
10.仏陀・菩薩の心:大慈悲・四無量心
11.慈(マイトリー)
12.悲(カルナー)
13.慈悲の化身・観音菩薩:苦しみは慈悲の源
14.慈悲こそが生きる力・勇気・智慧
15.喜(ムディター)
16.捨(ウペクシャー)
17.慈悲=苦楽の分かち合いが、幸福な世界を作る理由
18.精進の実践:智慧と慈悲は一体であり、仏道修行の要
19.初期仏教の四正勤の教え
20.大乗仏教の六つの完成が説く三つの精進
21.緊緩中道の精進:焦らずたゆまず、無理せず怠けず
22.精進のための良き法友・サンガの重要性
23.精進と様々な煩悩の関係
24.他人がどう見えるかは、自分の心・物の見方次第である


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