2022年夏期セミナー教本 『宗教政治の問題と和の思想 精進:正しい努力の教え』 92ページ 目 次 教本の中の、「宗教」や「宗教的な内容」に関するご注意………5 第1章 精進(しょうじん):正しい努力に関して…………6 1.はじめに 2.仏教の精進の教え 3.正精進・四正勤 4.四正勤の教えから学べる智恵:慢心・油断の戒め 5.積み重ねの重要性:善がさらなる善をもたらす 6.六波羅蜜(六つの完成)の精進の教え 7.実行の精進から学ぶ智恵:先延ばしにする悪習慣の問題 8.努力の実行ができるのは今日・今この時だけ 9.飽くなき精進から学べる智恵:焦らず弛まず努力を続ける 10.焦らず弛まずコツコツ努力を続ける重要性 11.努力の仕方に関する仏陀の中道の教え:緊緩中道 12.努力を助ける智恵:苦しみに喜びを見出す 13.仏教の苦楽表裏の思想 14.困難・苦しみを乗り越える努力が脳の発達・進化を促 15.「老年的超越」状態の超高齢者の至福感も、困苦を乗り越えた結果 16.努力できるという自信を得るいくらかのコツ 17.先を見すぎずに、毎日毎日の努力に集中する 18.目標を立て粘り強く努力する力を強める感謝や慈しみ:展望的記憶 19.自と他の優劣の比較の問題と、精進・努力 20.他との優劣の比較にとらわれすぎず、切磋琢磨による皆の成長を重視する価値観 21.禅の説く「今ここの」教え 《参考資料1》『脳科学から見た「祈り」』(脳科学者・中野信子氏著〈潮出版〉)より抜粋 《参考資料2》 老年的超越 1.老年的超越 2.エリクソンの第9段階と老年的超越 3.老年的超越の研究状況 4.70歳代は「第2の思春期」 第2章 政治と宗教の問題………35 1.安倍氏射殺事件で政治と宗教のつながりが問題に 2.カルト団体とそうでない団体は明確に区別できない 3.カルト団体は宗教に限らず、政治・経済・国家のカルトがある 4.政教分離の原則は、政治と宗教の分断を意味しない 5.冷戦時代の旧統一教会 6.冷戦終了以降の旧統一教会 7.最近の自民党政権と旧統一教会 8.政治と宗教のつながり:冷戦と選挙戦と戦争 9.各国の建国・国家形成に関わる自己特別視の宗教 10.国家は戦争が、戦争は宗教が生む? 11.自己特別視の人類の遺伝子:いまなおカルト教団の教祖を生む原因 12.カルト教団の教祖こそが自身の教義を妄信する:啓示体験 13.強力な自己特別視をする人格は古今東西において発生している 14.進化心理学で考察するカルト教祖の発生の原因:遺伝子の発現 15.現代社会には適応不全を起こす自己妄信型の人格の遺伝子 16.自己妄信型の人格の遺伝子の発現を抑制する教育・環境・心理学的研究の必要性 17.日本人の思想的・宗教的な特徴とカルト問題 18.日本の天皇家・朝廷の特徴:非独裁型・権力分散 《参考資料3》戦争がなかった縄文時代と戦争を正当化した宗教の登場. 1.戦争がなかった縄文時代 2.縄文時代とは:その基礎的な知識 3.戦争はなぜ起こったのか:本格的な稲作農耕が一因 4.稲作農耕だけが原因ではなく、思想・宗教の問題がある 5.縄文人は戦争を拒絶する精神性・宗教性を持っていた可能性 《参考資料4》上祐史浩エッセイ「これからの宗教について」 1.上祐史浩エッセイ1:今後の宗教:脅しを超えるべき 2.上祐史浩エッセイ2:今後の政治と宗教の行方 3.上祐史浩エッセイ3:宗教と政治の歴史的一体性 4.上祐史浩エッセイ4:従来型の宗教の消滅 第3章 日本民族の根本思想:「和」の思想について…….........64 1.日本の宗教性の特異性 2.神とGod、宗教とreligionは異なる 3.日本人には、Godのreligionはない 4.縄文時代の精神性・宗教性 5.聖徳太子の和の思想と縄文の環・輪 6.日本民族にとっての「わ」の重要性 7.大和魂に関して 8.日本の天皇と特異な性質 9 神仏習合の日本文化の特異性 10.今後日本の輪・和の思想が人類社会に求められる可能性 11.信教の自由、民主主義の完成 12.本来の大和魂=和魂漢才・和魂洋才の再生 13.競争社会を愛で生きる――和魂洋才の実践 14.大日本帝国の間違った大和魂 15.和の思想の深い意味:調和・中庸・バランス 16.「二極一元論」と、そのシンボルの輪と柱 17.日本に期待したい精神的な向上・進化 《参考資料5》縄文時代の輪の思想 《参考資料6》聖徳太子「十七条憲法」(第一条、第十条、第十七条) 《参考資料7》ひかりの輪の「輪の法則」とは 1.「ひかりの輪」とは何か 2.輪の法則とは 3.三悟の一元法則とは 4.「輪」が象徴するさまざまな重要な事柄