心理学教本 2 『自他の区別を超えて〜自己成長のセラピー講座〜 第2〜4回』

心理学教本 2 『自他の区別を超えて〜自己成長のセラピー講座〜 第2〜4回』

●内容のご紹介

1.意識の構造図の説明
◎ユングの意識図の説明

ここで、意識のスペクトル図の各段階の詳しい説明の前に、私たちの意識の構造について説明しておきます。今後のスペクトル図の各レベルに基づいた講座の内容をより理解するためには必要かと思います。

これから説明する意識の構造はユング心理学を基にしています。
ユングは意識を表層意識と無意識に分けました。

表層意識は意識全体(表層意識・無意識を含めた)の5〜10%程度と言われています。よく氷山の一角と表現されます。
この表層意識は論理的、合理的、分析的、功利的、言語的という性質があります。

無意識の領域は二つに分けられます。「個人的無意識(潜在意識」)と、さらに深い意識で、人類に共通している無意識で「集合的無意識」です。

◎個人的無意識(潜在意識)
個人的無意識は、この人生において経験されたデータ・過去からのデータが蓄積されています。故意にあるいは、意図せずに単に忘れ去ったか、抑圧したデータが蓄積されている貯蔵庫のようなものです。今まで人生で経験してきたすべてのことが、蓄えられています。たった一回経験したことでもなくならず、残っています。

タンスの引き出しみたいなもので、普段はしまい込んでいて、引き出しを開けて「ああ、こんな服があったんだ。小さいとき着てたんだ」と。これは潜在意識にあったデータが表層意識にのぼってきた状態で、昔のことを思い出したということです。
タンスの奥の方にしまい込んであるものは、なかなか思い出しません。しかし、退行催眠などを行うと小さい頃のことを思い出します。普段なかなか思い出せないことでも思い出します。子供のころのことだけでなく、前世かもしれないという記憶がよみがえることもあります。前世療法というものですね。(前世があるということも、ないということも、ともに証明することはできません。)

潜在意識というのは、大変賢いです。例えば、ある部屋に通されて1分位待たされたとします。「こちらにどうぞ」と言われて、その後別な部屋に通されました。そこで「さっきの部屋に何がありましたか?」と聞かれたと。そのつもりではじめの部屋にいたのではないので表層意識ではあまりよく覚えていません。しかし、潜在意識にはしっかり情報は入っています。潜在意識は部屋に何があったか覚えています。

そして、一度経験したことより何度も何度も繰り返し経験したことの方がしっかりと潜在意識に刻みこまれています。潜在意識に強く刻み込まれているものほど、私たちの行動に強い影響を与えます。

そのことを詳しくお話しするために、潜在意識にデータがどのように刻み込まれるかというお話をします。この表層意識と潜在意識を分けている波線は表層と潜在意識を分ける壁・柵です。これは、7才〜12才までの間に形成されます。ちょうど、小学生の年代ですね。中学生になるとほぼできあがり、大人と同じになります。
余談ですが、中学生になると電車とか乗り物の運賃が大人料金になりますが、意識の形成過程からみても大人と同じになるということで理にかなっていて面白いですね。

柵ができる前の子供時代というのは、表層意識と潜在意識の区別がほとんどありません。子供は潜在意識丸出しで生きていると言ってもいいと思います。潜在意識は活き活きとしたエネルギーの創造性の源です。ですから、子供は元気なんですね。
また、「ある」か「ない」かの世界です。中間がないんです。ですから、こうしたいと思ったら、やらなければ気がすまない。我がままなんですね。子供は我がままでしょ?

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