2022〜23年 年末年始セミナー『特別教本今日の宗教問題の総合解説仏教の真言と読経の瞑想』 105ページ 目 次 第1章 旧統一教会問題:カルトとマインドコントロール 1.安倍氏射殺事件で政治と宗教のつながりが問題に 2.カルト問題:カルトと非カルトは明確に区別できない 3.宗教に限らず、政治・経済・国家のカルトがある 4.マインドコントロールの問題:定義自体が曖昧 5.マインドコントロール理論には科学的な証拠が乏しく、裁判で認定されていない 6.社会心理学的な技術としてのマインドコントールにも根拠がない 7.マインドコントロールは、反カルト運動家が提唱した非中立的な概念 8.日本での信者の強制脱会と、それに反対する弁護士や牧師の存在 9.旧統一教会の勧誘・伝道行為の違法性:正体隠し勧誘 10.信じる自由と信じない自由の双方を含む信教の自由の確保を 11.旧統一教会が反省するべき無理な教化活動 12.マインドコントロール論の弊害 《参考資料1》上祐史浩ブログ寄稿1 ――旧統一教会の宗教法人の解散命令請求の問題と観察制度 《参考資料2》上祐史浩ブログ寄稿2 ――解散命令が逆効果にならないように信者心理を踏まえた多面的な対策を 《参考資料3》上祐史浩:旧統一教会問題解決の私案(ツイッターで表明したものを改訂したもの) 第2章 宗教の大転換期:統一教会問題の背景事情 1.旧統一教会批判の背景事情:従来型の宗教の衰退 2.近年の急速な宗教の衰退が作り出す宗教問題 3.近年の国内外における宗教の急速な衰退の現象に関して 4.日本などで宗教が捨てられつつある原因:人生観・死生観の根本的転換か 5.無宗教化で世界に先行する日本 6.2020年代の世界的な宗教問題の様相 7.旧統一教会を取り巻く日本社会の価値観・政治状況の大きな変化 8.日本社会の人権意識の変化:現代的リベラルな価値観と宗教2世問題 9.宗教の弊害の裏にある宗教の必要性 10.宗教と戦争と国家:宗教が、国家を作り守る戦争を、心理的に可能にした歴史的事実 11.戦後の日本社会の戦争と宗教へのアレルギー 12.今後の日本の安全保障と宗教衰退の問題 13.宗教が衰退する中での日本の安全保障を支える新たな思想の可能性 14.共同体としての宗教団体 15 疑似家族集団としての宗教団体 16.血縁の家族との関係を破壊せずに共同体を提供するための相互の理解と尊重の重要性 17.宗教と倫理の問題:宗教が人の倫理を支える時代の終わりか 《参考資料4》2020〜21年 年末年始セミナー特別教本『ヨーガ・仏教の修行と科学 人類社会と宗教の大転換期』の第6章から一部抜粋 「宗教の大転換期:既存の宗教の衰退と新たな潮流」 《参考資料5》2022年 夏期セミナー特別教本『宗教と政治の問題と和の思想 精進:正しい努力の教え』の参考資料3から一部抜粋 「戦争がない縄文時代と戦争を心理的に可能にした弥生時代の新 たな宗教の誕生」 《参考資料6》2022年 夏期セミナー特別教本『宗教と政治の問題と和の思想 精進:正しい努力の教え』の第3章から一部抜粋 「日本民族の根本思想:「和」の思想について」 《参考資料7》聖徳太子「十七条憲法」(第一、二、十、十七条) 第3章 ひかりの輪の真言読経瞑想の解説 1.はじめに 2.瞑想の前の準備:部屋・環境、服装、姿勢を整える 3.ひかりの輪のシンボル瞑想 4.マントラ(聖なる言葉・真言)の瞑想について 5.マントラ瞑想の際の留意点:姿勢・発声・意識 6.マントラ(三宝真言)の意味について 7.四法印の瞑想 8.諸行無常 9.諸法無我 10.一切皆苦 11.得ても得なくても、安定的な幸福に至らず、苦しみがやってくる 12.失う不安や苦しみ:幸福・不幸は比較で決まる 13.幸福不幸は実体がなく、仏道修行でコントロールできる 14.得る喜びより、得た後に失う苦しみの方が大きい? 15.苦楽表裏とドゥッカの教え 16.四苦八苦の教え:人生の幸福は尻すぼみ 17.悟りがもたらす心の安定、知性、健康、他との調和の幸福 18.万物を愛する「四無量心」の瞑想 19.四無量心は自分自身を利する 20.苦しみを乗り越えた、好き嫌いを超えた平等心 21.苦しみを乗り越える努力は脳の老化を防ぎ、発達・向上をもたらす 22.苦しみの裏にある喜びの具体的な事例 23.仏の慈悲の心のシンボル 24.世界の見方が変わると物の感じ方が変わる:仏の智慧と慈悲 25.仏陀の世界観は、最新科学の世界観によく一致する 26.ひかりの輪オリジナルの読経瞑想 27.三悟心経の解説 《参考資料8》2020〜21年 年末年始セミナー特別教本『ヨーガ・仏教の修行と科学 人類社会と宗教の大転換期』の第6章から一部抜粋 「宗教の大転換期:既存の宗教の衰退と新たな潮流」 「ひかりの輪」基本理念」 1,思想・哲学の学習・実践を通じて、社会への奉仕に努める 2,宗教ではなく、「宗教哲学」を探求していく 3,自己を絶対視せず、「未完の求道者」の心構えを持つ 4,感謝・尊重・愛の実践で、すべての存在に神性を見いだす 5,過去の反省に基づき、特定の存在を絶対視しない 6,善悪二元論の妄想を超えた、叡智・思想に基づく実践を行なう 7,諸宗教の神仏は、人に内在する神性を引き出す存在として尊重する 8,「輪の思想」で、すべての調和のために奉仕する